202312
Sunday
昨日は砥堀でコトリ木とクリスマスコンサート。
今年も砥堀のスタッフの方、藤木家のみなさん、大西家のみなさんの愛に支えられて無事務めることができました。
なんだかずっとコトリ木と笑っていたような。
ほんとうに温かい時間。
年末を温かい気持ちで過ごせていることの有り難みを歳を重ねるほどに実感するようになった。
生きていくのは大変なことで
なんとか、目の前に迫ってくる現実に対応して踏んばっている人が
ふと息切れするのが年越しの時期だと思う。
そんな時に、取り繕わないでいい温かさの中で迎えてくれる砥堀のみなさんに本当に感謝している。
昨日は客席にいつものお客さんのお顔も見えて一瞬泣きそうになった。
いつもほんとうにありがとうございます🎄😊
202311
Saturday
「クオレの広場」@摂津響Saal
お陰様で無事終わりました。
夢のように楽しい時間でした。
始まるまではずっと不安や自分の中の見たくないものと戦ってる感じ、
終わってしまったらものすごく寂しい感じ、
でもお客さまの笑顔と
成川昭代さん、良太さんと力を合わせた手応え、
支えてくれた友だちの横顔がまた私の背中をおしてくれそうです。
摂津響Saalさんのピアノ、素敵な空間にも支えてもらいました。
見守って下さったみなさま、
ほんとうにありがとうございました☺️🌿🕊️
202307
Sunday
6月26日は、東京の三ノ輪で戸口純さんとライブでした。
月曜日で、お知らせが遅くなってしまったにも関わらず
たくさんの方にお越しいただきました。
ほんとうにありがとうございます!
この日のライブはピアニストの戸口純さんとご一緒するということで
戸口さんが場所を含めて我々ならではの面白い企画になるよう
色々と考えてくださいました。
途中でトークコーナーもありましたよ♪
記念撮影というものを一切忘れてしまう我々なのですが
お客様が面白い写真を撮って下さいました。
戸口さんとの出会いは「ダンス」や「ゴンドラに乗って」の日本語訳をされた戸口幸策さんが
戸口純さんのお父様だった、という奇跡のようなきっかけで生まれたので
最後は「ダンス」を戸口さんのピアノで歌いました。
あ!その前に、戸口さんのピアノでキャンディーズも歌いました♪
その時の私の顔が面白いので、、
立って歌うことが滅多にないので、手をどうすれば良いのか困ってることと
そしてキャンディーズの曲の構成が打ち合わせしたのとちょっと違っていて
あれ?あれ?と思ってるのも全部顔に出ていたと、
お客様に教えてもらいました、、たはは。
三ノ輪の商店街のピアノイベントのお世話をしてくださってる橋本さんにもすっかりお世話になり、
音響は我らが田中良太にやってもらって、歌えば歌うほどどんどん歌いやすくなったのでした。
戸口純さんのステージでは水晶のような美しさの音に身を任せて
モーツァルトやショパン、グルダ、オリジナル曲の世界を旅することができました。
翌日はジョイフル三ノ輪という商店街を歩いて
あまりにも馴染んでしまう体験をしましたが
またあらためて書きたいです。
MJはうすのスタッフのみなさんにもほんとうにお世話になりました。
良太さんと東京への小さい冒険もお陰様で無事楽しめて
懐かしい再会と、あたたかい出会いに満ちた東京ライブでした。
ほんとうにありがとうございました♪♪
202306
Monday
日曜日はオンラインコンサート「せかいのはざま」でした。
ボスコスタジオの森さん、
コトリ木、
田中良太、
熊澤洋子さん、
そして調律の大田英史さん
ものすごく勉強になることがたくさんあった一日でした。
聴いて下さった皆さま、ほんとうにありがとうございます!
普通のライブの代わりとしてではなく
配信ライブとして良いものを、と思って去年から始めたのですが
うっかり普通のライブ寄りになっていたり
普通のライブだと流れにまかせて大丈夫なところが逆だったり
私の友人ミュージシャンたちはコロナ禍の間にとっくにクリアしてる問題に
今やっと取り組んでるのかもしれません。
だけど、途中で突然泣いたり
声がかすれたり
歌詞がとんだりしましたが
素晴らしいミュージシャンと
ボスコの空間で
あのピアノを弾いて歌えたことが
今回もこれ以上ない幸せでした。
ドネーションして下さったみなさま、本当にありがとうございます!
ミニ本付き、製本版付き、楽譜付きなどを選んで下さったみなさま、
これから作りますので
お待たせしますが待っていて下さいませ〜〜😊🙏
コンサートのアーカイブはこちらです↓
https://www.youtube.com/live/qPwwEcqdzaE?feature=share
東京のライブも決まりました。
戸口純・井波陽子 ふたりのミクロコスモス
日時 | 6月26日(月) 18:30open 19:00start
出演 | 戸口純(pf)、井波陽子(vo.pf)
会場 | MJはうす https://mjmusic-ep.ocnk.net/
東京都荒川区南千住1-15-4 トリニティ三ノ輪5F
(ファミリーマート三ノ輪橋店のビルの5階)
料金 | 2800yen+order
202302
Tuesday
2月5日に行いましたオンラインコンサート ++ 月の家 星の空 ++
視聴くださったみなさま、ドネーションくださった皆さま、ありがとうございました!
アーカイブ&ドネーションページも引き続き公開中です。
https://www.youtube.com/live/IQiJi4vjUfQ?feature=share
ドネーションページ
https://www.cuorelife.net/items/70800098
田所由佳理さんの作品とのコラボレーション、
コトリ木がカメラマンとして撮影、
映像のスイッチャーは田中良太、
ボスコスタジオの素晴らしいピアノと音響、
転びながら走ってる私の日常そのものの演奏と
本番中に完成した新曲、が見どころです。
どうぞよろしくお願いします🌱
このコンサートは、今リハビリ中の良太さんに企画の相談をしたところから始まりました。
去年の9月にアートブック作家の田所さんの個展でコラボレーションした演奏会をしたのですが、
あの世界観を映像でも表現できないかな?と良太さんに聞いたら
「ええと思う。」と言って色々アイディアを出してくれたのでした。
良太さんの身体はリハビリ中ではあるけど感性はその分冴えてるので、最近は何でもよく相談します。
演奏についてのアドバイスも的確で、すごく助かっています。
私はもともと企画とか全体を見渡すとかが致命的に苦手なので、誰かにディレクターをやってもらえると途端に自由になります。
良太さんは元々そういう力があったのか目覚めたのかは分かりませんが、事態を面で見て遠く見通せるのでとても助けられています。
ただ、もともと言葉を尽くして表現するタイプではなかった部分がさらに磨かれて独特な表現になることがあるので、
言葉に寄りかかりがちな私は理解するのに時間がかかります。
今回も、本番前の打ち合わせで「『月夜の浜辺』を歌う前に田所さんに出てきてもらって話した方がいい」
と良太さんに言われたのですが、最初聞いた時は
「田所さんと話すコーナーは別に作ってるし、それはやりにくい。なんか意味わからんこと言ってるー」と思ったのです。
でも良太さんの言いたいことをボスコスタジオの森さんが汲み取って理解してくれて、
結果良太さんのアイディアは私にとってもすごく良かったのでした。
そんな感じで、常に「最初は何言ってるか分からなくても、
あとで『そういうことだったのか』と思い知る」ことが日常でもよくあります。
良太さんの後遺症は言葉がうまく出てこなくなることがあり、例えば「杖」のことを「さし」と言い間違えたりします。
すぐに気づくのですが、正しい言葉がなかなか出てこない。
そこだけ切り取れば愉快なシーンにもなりますが、普通のウッカリとは何かが違う、
脳に常にモヤがかかってるようなストレスだろうなと感じる部分です。
あと、視力としては見えていても「脳が左側を認識しないから見えない」のも相当ストレスというか、
あとで見えてないことに気づいてそんな自分にものすごく怒っています。
私から見ていちばん大変そうだと思うのは、寝る時や起きる時がいちばん難しく、ものすごく体力が要るところです。
その動作が大仕事で、赤ちゃんがまず出来ることが難しくなった身体、
身体の土台が変わってしまったことのストレスは計り知れないなと思います。
すぐ対応できる身体ではないことから、出かける時など、予定の時間を守ることに厳しくなりました。
私のように、いざとなったら走ればいい、という前提はあり得ないのだなと思い知っています。
あと、左手、左足が自由に動かせないということも、私が想像できるのは怪我のような状態ですが、
脳の指令がうまくいかないという状態はなかなか想像するのが難しいです。
想像するのが難しいということも自覚できてなかったのですが、昨年末の大晦日にそれが突然分かることがありました。
大晦日に、あるセラピストの方がプライベートで良太さんのリハビリに来てくれました。
その方は私の「田中良太便り」を見て良太さんのことをずっと気にかけてくださっていた方で、
私は一度お会いしているだけなのですが、遠く三重県から高槻まで訪ねてきてくれたのです。
年末は、リハビリのことで良太さんも私も行き詰まっており、日常生活にも疲れていたというか、
毎日がその日暮らしみたいな状態に疲弊しておりまして(笑)
色々限界だったので、その方が「行きます!」と連絡くださっても住所を伝えるだけで精一杯で、
バスの案内をする余裕もありませんでした。
そしたら、その方はレンタサイクルの自転車で、とても爽やかに朝10時に現れたのでした。
恐縮しつつ家にあがってもらって、話もそこそこに、早速良太さんのリハビリが始まりました。
そこで、今まで出会ったセラピストの方とは全然違うことが私から見てて分かりました
(良太さんは初対面の人とは時間が必要なようで、私ほど感じてないようでしたが)。
何が違うかと言うと、その方のリハビリを見てたら「良太さんが基本的にどれだけしんどいか」
ということがものすごく伝わってくる、ということでした。
これはすごいことでした。
そこを分からずに「リハビリは自分次第」と言葉で励ますことは、役に立つどころか悪影響でしかないことが分かったのです。
その先生は言葉で色々解説する方ではなかったですが、リハビリを見てて
「こんなにしんどかったんだなあ」と一瞬で分かって、私はずっと涙が止まりませんでした。
何人かの先生のリハビリを見ましたが、そこが分かったリハビリは初めてでした。
説明せずとも私に伝わってくるということはその先生が相当正しく理解しているからで、
という事は今まで出会った先生は「しんどさ」について本当に分かっておられなかったのではないかと思います。
そこを理解するためには相当な修練と情熱と才能が必要だろうと感じました。
そしてその先生は、良太さんの身体の悪いところ(身体が硬いなど)を探してそこを治そうとするのとは、何かちょっと違うのです。
また、すごい技術の先生でしたが、その技術を見せつけるところが少しも無い先生でした。
良いリハビリとか、多分ピアノのレッスンもですが、見てるだけでものすごく健やかに元気になる、ということがよく分かりました。
(ただ、素晴らしいリハビリというものを目の当たりにして、
こんなことが出来る人が世の中に多いわけがない、ということもすぐに分かったのでした。)
良太さんの予想できない状態に変わってしまった身体と、今までの身体の感覚は遠すぎて断絶としか思えないはずですが、
その両者を通訳する(それはそばで見てる人にも同時に伝わる)、
それらをまるごと受けとめて、ここから一緒に人生を創造していく。
リハビリってそういうことなんだな、と私には思えました。
(なので頑張って訓練して元の感覚に戻そう、というのとは少し違うのです。
むしろどこか楽しそうな雰囲気があるのです)
その先生は良太さんが適切なリハビリを受けてないことを動画を見て予感されてて、会ってすぐそれが分かったそうなので
「セラピストとして申し訳ない」という気持ちでリハビリをしてくださったそうでした。
私が思うのは、例えばヘアスタイルを追求するための美容師はいくらでも選ぶシステムが整ってるのに、
「少しでも回復したいという切実さが相当な症状ほど病院やセラピストは自分では選べない、
そしてなんとなく先生とは対等ではない世界」というのは、ヘンだよなあ〜〜ということです。
その先生は、すごい技術と情熱の方なのにとても初々しい感じがある方で、
こんな方がこの世にいるのかと思うとそれだけで救われた感じがしました。
でもその方の職場にリハビリに通うのは物理的に無理なので、これからどうしようかずっと模索していました。
結局、医療保健のリハビリでは期限が決められていて、期限が決められてる場所ではリハビリの内容もそれなりになる
(セラピストも人間なのでそこは納得しました)、ということに気づきました。
ただ「それなりのリハビリ」は善意で塗り固められてるからこそ、「やらないよりはマシ」ではなく
少しずつ絶望させられていくのです。
それが分かった以上、このままでは道は開けないので保健外の自費リハビリをいくつか試しました。
そしたら、三重から来てくださった先生の時と同じ感覚になったセラピストの方と偶然出会うことができました。
感覚的な表現しかできませんが、そのセラピストの先生のリハビリだと良太さんがほのかに輝いて見えたのです。
そして付き添う私も元気が出てきて、その時久しぶりに自分の嵌めてる指輪の石が美しく見えたのです。
追い詰められている時は美しいものの効力を受け取れないんだなと実感しました(笑)
自費リハビリは高額なので技術に自信を持ってる方が多く、色々体験した中には
そこのリハビリ内容の魅力をアピールしてくれるタイプの方もおられて
説得力はすごくあったのですが、良太さんのしんどさがその方のリハビリでは伝わってきませんでした。
人気のある所のようでしたが、今はそこを選ぶ基準にしようと思いました。
大晦日の感動を信じて、お世話になった医療保健のリハビリの先生には感謝しつつ、
医療保険を使える期限ももうすぐ来るので方向転換に向けて気持ちを立て直しています。
そんな中、良太さんのディレクションで、大好きなボスコスタジオで、
思いきりチャレンジできたコンサートが出来たことはほんとうに励みになりました。
内容的には人前でここまで色々しくじってる人はいないのではないかと思いますが、
そんな人生のおかげで新しい曲も生まれたかもしれないし
歌えてとても元気になりました。
今はドネーションしてくださった方にお送りするミニ本の下書きがやっとできたので、引き続きがんばって清書します!
ドネーションくださった皆さま、あと少し、どうかお待ちくださいませ〜〜♪♪
202302
Friday
https://www.cuorelife.net/items/70800098
202212
Sunday
フィオリーナ便りは小さなことを毎日記すというコンセプトなのに
、ご無沙汰しております〜。
昨日は毎年呼んで頂いている、姫路の砥堀でのクリスマスコンサートにコトリ木と出演してきました。
満員のお客様、沢山の温かいスタッフの方々に支えて頂き、今年も思う存分演奏することができました。
コトリ木と全力で取り組めること、年を重ねるごとに発見と学びが深くなること、
それらはスタッフの方々の温かい気持ちがあってこそなのです。
こんなに幸せなことは、そうそうあるものではないなと思っています。
今日は熊澤洋子さんのバイオリン教室の発表会の伴奏で京北に向かっています。
昨日帰宅した時のかごバッグを掴んで急いで出発。
バスの中で中身を整理していたら昨日頂いた花束のお花がバッグの底に落ちていて、
「お疲れ様〜」と言ってもらったような気がしました。
行ってまいります〜☆
202211
Sunday
モダン寺にて、「ギターで歌う童謡唱歌コンサート」にゲスト出演でした。
落合さとこさんと笹子重治さん、そしてお二人を支える方々の佇まいに刺激を受けました。
貴重な機会を与えてもらったことを、ひしひしと感じています。
私なりの形で、いつか返事が書けるかな。
今日の日を忘れないでいようと思います。
202211
Tuesday
こないだの日曜日は茨木市の「こどいち」というイベントでライブでした。
間際のご連絡にも関わらずお越しくださったお客様にお会いできたこと、
私の前に演奏されたフェイターンさんの素晴らしいパフォーマンス、
スカッと晴れた青空と子どもたち、
声をかけてくれた懐かしい人、
すべてが私を元気づけてくれました。
ライブのあとは高槻の南風楽天の周年パーティに行き、
チエルームのちえちゃんの計らいで我らが田中良太も飛び入りで演奏しました。
南風楽天は常連の方々が生き生
きしていて大盛り上がり、
色んな人がいるこの世に私も生きている、、
そんなことを久しぶりに体感して
いっとき、自分の荷物を公共の場所に預けて身軽になったような感覚になりました。
それが、みんなに愛されるお店の秘訣かもしれないなあと。
私も、いっとき誰かの荷物をひょいと預かれる存在になりたいなあと
思ったのでした。