201803
Wednesday
昨日、「消費者」って言葉はいつできたんだろう?
という問いかけをFacebookにも書いてしまったのですが
なんと、お答えをいただきました!
西 周(にし あまね)さんという明治時代の啓蒙家が「消費」という言葉を作ったそうだ・・
(Wikipediaにも載っていました)。
そして、消費者という言葉から派生して、友人が「秋岡芳夫」さんという
とっても素敵な方がいたことを教えてくれました。
そして、別の方から、秋岡芳夫さんの息子さんは、秋岡陽さんという方で
音楽学者で教育学者なんですよ、ということも教えていただいて大感激。
好奇心が刺激されまくりではないですか・・!
ところで、ふとしたきっかけで小野美由紀さんというライターの方の文章で
たくさんの方に共感を得ている記事を見つけました。
「批判は人を育てない」 → https://note.mu/onomiyuki/n/na23fa1e2355c
私は文章を読むのが基本的に好きなのですが
この文章はなぜか、読み進めにくかった。
どうしてかな?と考えると、この方が過去に辛い思いをしたことが書かれてあって
その痛みがまだ全然癒えてないように感じたのです。
だから、そこに100%共感できないと読み進めにくい。
でも一応がんばって読んでみたのですが、私が読んで思ったのは
「小野さんが駆け出しの頃に、編集者の心無い言葉によってトラウマを受けた。
それは本当だと思う。
だけど、その経験をもとに、世の編集者やクリエイターに『批判は人を育てない』
と断言するのは、なんでだろう?」
・・・ということでした。
『批判は私を育てない』『批判は小野美由紀を育てない』というタイトルだったら
もともと小野さんの文章を好きな読者が「そうか!この魅力ある文章を引き出すには、そんな秘訣が・・」と
正しく受け取れると思うのですが
『人を』って言ってしまったら、もともと「批判されたみたい・・気が晴れない」とモヤッと思ってた人が
乗っかって共感して、もう〜〜〜〜、ややこしい!(と、Twitterを見ていて思いました)
小野さんが今魅力的な創作をされてるなら、それはほんとうに「批判は私を育てなかった」んだけど
批判という言葉の意味はもう少し考えないといけないし、
共感した人の人生については、それぞれ前後のストーリーをよく読まないと、分からないと思う。
人生は長編の物語なのだからして。
それに、駆け出しの小野さんに心無い言葉をかけた編集者さんは
『会うなり開口一番「100万部売れる本を書いてください!」と言った。』
・・・そもそも、こういう人なのですぞ。むむ?雑な依頼だな、と思った。
こんな依頼をする人が、ライターの文章を「面白くない」という言葉で片づけるのも、意外ではなかった。
だから、小野さんのこのエッセイ(これしか読んでいないので)に関しては
あまり魅力を感じなかった。赤裸々に書かれているので、一定数の読者を獲得しているだろうとも思った。
ただ、この文章に、今をときめく「しいたけ占い」さんも共感してリツイートしていたのです。
残念でした・・・今をときめく、しいたけ占いさん。読むと自分の機嫌が良くなるから毎週読んでいたけど
そういえば確かにいつも褒めてくれる。褒めどころのツボをよく心得ている!(笑)
今までお世話になったし好きだったけど、これからは読むのやめよう。
ファンの方はとても多いので、私ひとり読むのを辞めるのは世界的にさほど影響もないだろう。
私はその、「さほど」の位置にいよう。
そう思いました。
こんなことを考え続ける日々のすべてが、ライブ(とミニ本)に繋がっているわけです♪
次のライブは、ワンマンライブです!
****ライブのお知らせ********************************
◆3月16日(金) 寝屋川 クロスロード
時間 | 19:00 open / 19:30 start
料金 | 2000yen+order
出演 | O.A 不二 未知世 / 井波陽子
場所 | A's Bar CROSS ROAD
大阪府 寝屋川市東大利町12-25 2F
Tel 072-801-7788
京阪電車「寝屋川市」南改札口から徒歩5分。ベル大利商店街の中にあります(左側です)。
以前お世話になっていたクロスロードさんで久しぶりにライブが決まりました。
優しいマスターと音楽好きなお客様が集うお店です。
オープニングアクトに、不二 未知世さんを迎えて
電子ピアノで、ワンマンライブです♪
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