2012/05

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七夕祭り







声枯れの話に続いて
今、コンタクトレンズを作り替え中で
メガネ生活なのです。

外出時はメガネにマスクと言う華やかさの全くない姿になり
無理矢理、「芸能人の日常」と名付けて楽しむようにしています。。


メガネをかけると
学生時代を思い出します。
湯気で曇ったり
見栄え的に冴えなかったり(かなりの近眼なので)
愛着はあったものの面倒なものでしたが

今は、メガネ生活があって良かった気がします。


・・と言うのも
来週にはコンタクトレンズを復活できると
わかってるからかもしれないなあー


でも、コンタクトレンズが使えなくなった時のために
裸眼でも全然平気でピアノ弾けるようになっておきたいな・・
と思います☆







初夏へ







月曜日の夜から喉の調子がおかしくなり

今年三度めの声枯れになってしまいました。

月曜日は日本語学校で、
アジアからの留学生に日本のポップスを教える日でした。

歌うことから日本語に触れると言う目的で

20代の若い外国人は
私より日本の流行歌を知っていて
逆に教えてもらっています。


それで、月曜日は
ジブリといきものがかりの歌を課題にしたのですが

大きな声で歌うのが気持ちよかったのか

「楽しい・・!」

と心の底から言ってくれるので嬉しくて

みんなの声に負けないようにめっちゃ歌ったのですが

それがダメだったのか・・。


筋トレをいきなりやって筋肉痛になってる位なら良いのですが

こんな声では昨日も今日も仕事にならなくて

落ち込んでいます。。


なにか、解かなければならないヒントが
隠れているのだと思います。

こんな程度で声が出なくなってたら
歌う仕事はやってられません。


たぶん、歌うことに教えると言う目的がプラスされて
何かがアンバランスになってるのではないかな・・


とにかく今は声が出ないので

ピアノ練習したらいいのだ。

それと

いきものがかり

歌ってみたら面白かったです。

ありがとう。







今日は、「熊澤洋子カルテット」のコンサートに
行ってきました。



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熊澤洋子さんは、アルバム「手紙」に参加していただいて
リリースコンサートにも出演してくださった
あの素敵なバイオリンの!熊澤さんです ↓

http://www.geocities.jp/gypsykuma/

場所は、岡本のOAGホールというところ。
ドイツ読みで、オーアーゲーホールと読むそうです。
阪急岡本駅の踏切を越えて坂道を登ると、しばらくしてこんな貼り紙が・・・



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なんと、熊澤さんのイラスト入り!
初めての場所だと、たどり着くまで少し心細いですが
一気に幸せな気分に・・!
ほんとに優しい方です、熊澤さん。
前方に緑が見えて、日本の夏を思い出してきました。


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しばらくすると、また可愛い貼り紙が(涙)。


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ヘアピンカーブって初めて聞いた言葉ですが
分かりやすい!!
その名の通り、振り返る角度でカーブを曲がると
着きました!
素敵な予感の看板。



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素敵な入り口を通り抜けて・・



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60名ほどが入れる
音楽を聴くのにちょうど良い広さのホール。
天井はこんな感じ。



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休憩を挟んで、2時間以上のたっぷり楽しいコンサートでした。

熊澤さんのヴァイオリンは、低い音はチェロみたいにかっこよくて
高い音は信じられないくらい高いのに、少しもきつくなくて
音色がほんとうに色とりどりで
速いパッセージも品があって
ふかい包容力を感じました。
きしもとタローさんのブズーキは、色とりどりの風みたいでした。
笛も披露してくれたし、笛にまつわるお話がホントに面白い!
アコーディオンの藤沢祥衣さんは、音楽に美しい凄みを添えていて、かっこよかった。
田中良太さんのパーカッションは、どこまでも続く大地みたいでした。
4人の音があわさると、うっとりするというしかない、至福の時間でした。


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会場は、二階席もあって、シンプルで贅沢な空間でした。



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控え室にもお邪魔したら
あまりに素敵だったので、あちこち撮ってしまいました ↓


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素敵な景色がたくさん見えるコンサートでした。
そして、今回のコンサートに添えられたプログラムの
熊澤さんの文章がとても素敵で
感激してしまいました。
一部分、ご紹介しますと



・・・・私たちは縁あってこの日本に生まれ、同じ時代に生きている訳ですが、
出会うことの出来る人や出来事には限りがあるものです。
そんな限りある出会いの中で、こうして皆さんの前で演奏できるご縁を、
嬉しく思っております。
さぁ、皆さんを色彩豊かな東欧の音楽旅行にお連れしたいと思います。
皆さんにとっても初めてかもしれない、遠い国の音楽の数々が、
近くて親しみのあるものにかわる、楽しい旅となりますように。


いつもこんな風に祈りをこめて
音楽を奏でたいものだなあ、と思いました。。
熊澤洋子カルテットの皆さん、
ありがとうございました!



最後におまけ☆
打ち上げで行った中華料理屋さん ↓
なんか、綿を削り飛ばして鍋に入れ、ラーメンを作ってくれるのですが
かっこよかった〜(笑)!


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中之島で会いましょう






会いたいひとに、会えた一日でした。

今日は大阪地下鉄の一日乗り放題券が600円の日。
有効に使って、
最後は切符売り場で波長の合いそうな人に
「もう使わないのでどうぞ」
と渡して、ミッション完了しました。
そういえば昔、母が余ってる映画のチケットを誰かに譲りたくて
切符売り場で見知らぬ人に
「不躾ですが・・」
と話しかけて渡したと言うハナシから
「不躾ですが」が井波家で流行語になったことがありました。
今日は言い忘れたな〜。







ご近所さん







ものごとがうまく行かないときは
感謝の気持ちが足りないのかもしれないなあー


例えば今、事故や急病で急に死んでしまうということもあるわけで
少なくともそうなったら後悔する位には
感謝し忘れていると思う


感謝の気持ちを忘れてしまっているのは
全体的に不健全な状態にちがいない


ちょっと出かけてみよう
小雨もちょっといい感じだし
歩きながら考えよう。


ところで今日はお土産を持って行きたいところがあったので
近所の洋菓子屋さんに寄ったら、「優待券を持っていたら2割引」の日でした。


月に一回そんなお徳な日があって
それまでに買い物をしていると、優待券をもらえるのです。


お財布を一応探してみたけど、やっぱりなかったので
「まあいいか」
と並んでいたら、前にいた女性が
「持ってますか?二枚あるからよかったらどうぞ」
と優待券を分けてくれました。
ひゃーうれしい、ありがとうございます!
とお礼を言ったら
その方はものすごく可愛らしい笑顔で
「いえいえ」。
2割引きよりうれしい日になりました。







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こないだ、仲良しの友達から
ベルギーとオランダに旅行に行ってきたお土産を
もらいました。
ミッフィーちゃんは、オランダ生まれだったんですね〜
そういえば知らなかったです。
ひさしぶりに見たミッフィーちゃんは
まったく懐かしい感じがせず
キャラが立ってる感じがして感動しました。
この、品のある感じはなんなんだろう・・



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これは風車の模様のクッキー。
いろいろなお土産を少しずつ混ぜて小分けに包んでくれてたので
すこしずつ色々楽しめる感じで嬉しかったです。
お土産ってこんな風にしたらいいのか・・・!


そういえば、彼女には前も素敵な旅行のお土産をもらったし、
でも私はほんとうにお土産に関しては、ダメです。
旅先で、あれこれ迷ったあげく何も買わなかったり
買っても検討違いのものが多いのです(『八雲』参照)。


お土産をもらってから、持ってきてくれたデジカメで
写真をたくさん見せてもらいました。


それがまた、良かったのです!!
旅の写真は、デジカメの画面で見せてもらうのが
一番好きかもしれません。


写真やアルバムになると、作品になってしまうような気がするのですが
デジカメだと、撮ってる瞬間の気持ちに自分もなれて、
行ったような気持ちになるというか・・・?

ぶれてる画像も、これまた旅の臨場感を感じて
なんかホントに、旅にでた気分になれたのです・・!


外国に行った感動は、国内の旅よりすごくて
すべてが「なんじゃこりゃ!!」な驚きで満ちているからかなあ
と思うのですが
ふだん、ちょっと斜めに物を見る癖がついていても
外国に行ったら、何でも素直に見てしまう気がします。


と思ったら、小さい子どもは、大人が外国に行って感動するのと同じテンションで
日々過ごしているように思えてきました。


うわー!すごいな!なんじゃこれ!と思うことが多いから
気持ちの切り替えも早いのかな・・・


なので、子どもと接することは
この世はどこにいても本当は新鮮な驚きで満ちていることを思い出せて
ほんとうにしあわせなことだ。

と思ったのでした。


そして、私もお土産美人になりたいと思いました。
ありがとう、藤原ちゃん!!



こないだの日曜日、
「FOLK」さんという古本屋さんに行ってきました。
こちらのお店と、あと二つのお店で
「50人の本棚展」という催しをやっていることが
仲良しの方のツイッターの話題に出てて
これは・・・行かねばならない!!と、突如思ったのでした。



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FOLKさんは最寄り駅が北浜だったので
梅田から歩いていくことにしました。
梅田〜淀屋橋〜北浜は、学生時代の寄り道コースだったので
とても近く感じるのです。


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昔、建物に惹かれて結構行ってた図書館。
受付にいるおばさん、おじさん達がなぜかこわかった。


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FOLKさんはすぐに分かりました。
でも、目指して行かないと絶対たどり着けない場所にありました。
右側に写っておられるのが店主さん。
入ってすぐに、この空間にとても引き込まれて
大好きになりました。
窓があるし、緑が見えるし、風通しの良い、開かれた空間。
いろんな本が気楽に置かれていて
なんというか、本好きの人の楽園みたいでした。
仲良しの人が私の名前を伝えてくれていたので、
そしてあまりに感動したので、店主さんにミニ本をお渡ししたら


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「いちばん新しいフライヤーのコーナーに置きましたよ」
と、店主さん。
ありがとうございます(涙)!!

この日いただいた、ガネーシュさんというお店のカレーも
お店に置かれていたクッキーも
とてもおいしかったです。


そして、地下の「50人の本棚展」は・・・

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とても面白い企画でした!
いろんな本好きの方が、テーマを決めて
林檎の箱くらいの大きさに、好きな本を並べていて
いろんな方のお気に入りを見れるというだけなんですが
それがこんなに面白いなんて〜。
「本は人生のおやつです!!」という冴えた名前の本屋さん(現在移転準備中)の
棚を見つけて、覗いてみたら


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私の人生の中で一生読み続けるであろう5冊の本に入る
「魚河岸ものがたり」が!!
そして「錦繍」、「塩狩峠」、向田邦子・・・


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さらに、「ともだちは海のにおい」、梨木香歩、
萩原朔太郎、長田弘、「つむじ風食堂の夜」まで!!



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極めつけは、「よりかからず」!!
私の本棚とかぶっている本が多くて
とても他人の本棚とは思えません・・!
こうして見せてもらうと、それぞれの本と出会って感動してきた人生を振り返って
涙が出そうになりました。


私もこの企画、参加したかったような・・
でも見れただけで充分しあわせなような・・
すばらしいこの企画。
それで、次の本屋さんにも行くことにしました。



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歩いていたら、なんかお祭りのような
ライブイベントのような楽しそうな催しが川沿いでありました。
それを横目で見ながらてくてく歩いて行くと
前方にFOLKさんの包みを持った同じ目的の人も歩いていて
それもまた楽しかったです。



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次なるお店は、ビルの二階にありました。
そこの、「50人の本棚展」の中に
FOLKさんの本棚もあったのですが
そこに釘付けになってしまったのです!
タイトルは、「優しい人」で、
河合隼雄さんの本があって(その中の一冊を買ったのですが)
「おなじ月を見ている」という漫画全7巻があって
それが、ものすごく!良くて
全巻を、立ち読みでものすごい集中力で読破してしまいました(すみません)。



ほんとうに、私の細胞がぜんぶ入れ替わるか、と思うくらいの
すごい内容の漫画で
あまりにすごすぎて、所有欲がおさえられてしまいました。
良い本は地球上をまわってほしいので
自分の家に連れて帰るのを躊躇してしまったのです。



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↑ こんな素敵な看板の本屋さんでした。

この感動を伝えるべく、もう一度FORKさんを目指したら
FOLKさんのスタッフの素敵な女性が二人連れで歩いてきたので
立ち話でお礼を言って
FOLKさんにも行ってお礼を言って
また梅田まで歩いて帰ってきました。


本好きな方々が、次々とやってきて
みんな静かに好きな本を見つけて胸に抱いて帰ってゆく
とても素敵なイベントでした。


なんといいますかなあー
CD屋さんより本屋さんのほうが、私はピピっとくるので
久しぶりにとても良い深呼吸ができたような
教えてくれた仲良しの方に、そして本好きなすべてのみなさんに
ありがとうな一日でした。




緑のきもち






インターネットで作り方を見ながら
大根とか根菜を煮てみたら
普通に美味しかったのですが、
しばらく経って母親の味と似ていることに気がつきました。
普通においしいって言うのは
じつはすごいことなんだと思うなあ。






小さな星





朝からちょっとしたすったもんだがありまして
晴れた空の下、憂鬱な気分で歩いておりました。
目の前に車が来たので立ち止まったら
その車はゆっくり止まってくれて
運転席の方が手で「どうぞ」の合図を。
それで、「行ってきます」の気持ちになれました。
元気に、行ってきまーす♪







雀さん









ずいぶん遅くなってしまったのですが
5/3のリリースコンサートのフライヤーを置かせてもらって
宣伝していただいてたお店にお礼に行きました。
すると
「お客様で〇〇さんて方、行かれたそうですよ」
と立て続けに教えてもらって
ジーンとして言葉をなくしてしまいました。


会場に足を運ぶと言うことは決して簡単なことではなく
この世に簡単なことなんて、ほんとうは何ひとつ無い
そんなことをやっと思い出して
言葉をなくしたのでした。

そもそも、今生きてるってこともどれだけすごいことなのか、、。
今できることを精一杯しよう
そして楽しもう
そこを迷わないようにしよう
そう思いました。


10年以上お世話になってるお店やともだち。
私にとってふるさとになってくれる人達が
教えてくれたことでした。